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【完全版】AIに正しく伝えるプロンプト練習10ステップ|初心者でも今日から上達する方法

こんにちは、ixmedia編集部です。

突然ですが、日頃業務でAIをうまく使えてますでしょうか?

「何となく使ってみてるけど、思ったような回答が来ない」
「毎回思いつきで聞いていて、正しい使い方が出来ているのかわからない…」

そんなモヤモヤ、ありませんか?

以前、AIのプロンプトについて、
良いプロンプトの「型」や、そのまま使えるフレーズを紹介した記事を公開しました。

「AIにうまく伝わる!“プロンプト”の書き方完全ガイド|仕事で使える指示文テンプレ&例文集

AIを”真”に有効活用するためのプロンプトの書き方を紹介!
そのまま使えるテンプレも!

 

今回は、前回の内容にちなんで、
「AIへ入力する“プロンプト”の練習ステップ」 をテーマに、
“どうやって日々の仕事の中でプロンプト力を鍛えていくか” を、10のステップで紹介します。

プロンプトはセンスではなく、練習で確実にうまくなるスキルです。
この記事では、

  • 何から練習すればいいのか

  • どんな順番でレベルアップしていけばいいのか

を、より実践に則して紹介していきます。

 

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「AIへの質問」は、いきなり完璧じゃなくていい

まず最初にお伝えしたいのは、

1回で“完璧なプロンプト”を書こうとしなくていい

ということです。

AIとのやり取りは本来、

たたき台 → 出力を見る → 修正指示を出す → もう一度やってみる

という“往復運動”が前提です。
ここを知っているだけで、「一発で成功させなきゃ」というプレッシャーがかなり減ります。

大事なのは、
**「どこを直したら、さっきより良い答えになったか」**を意識しながら、少しずつ精度を上げていくことです。

そのための道しるべとして、ここから紹介する 10ステップの練習ロードマップ をぜひ実践してみてください!

10ステップで身につける “プロンプト練習ロードマップ”

Step1:目的を明確にする – まず「どんなゴール?」と言語化する

最初の一歩は、とにかく 「何のために聞いているのか」 をはっきりさせることです。

  • NG例:
    「営業資料を作って」

  • OK例:
    「新規の見込み客向けに、初回商談で使う営業資料の素案を作って。
     目的は、『興味を持ってもらって次回アポイントにつなげること』」

同じ「営業資料」でも、

  • 受注を取りにいく最終提案

  • とりあえず興味を持ってもらう初回提案

では、内容もトーンも全く変わります。

練習のお題:
AIに何かお願いするとき、最初の1行に「今回の目的は~です」と書いてから質問してみてください。
慣れてくると、「そもそもこの相談のゴールって何だっけ?」と自分の頭の整理にもなります。


Step2:背景を一文でまとめる – “あなたの状況” をひと言添える

AIは、あなたの会社やチームの状況を知りません。
そこで、「どんな前提か」 を一文だけ添えてあげると、一気に現実的な回答に近づきます。

  • NG例:
    「勤怠ルールについて社内向けのお知らせ文を作って」

  • OK例:
    「従業員30名・製造業の中小企業として、勤怠ルール改定のお知らせ文を作って。
     現場メンバーはPCが苦手な人も多いので、専門用語は避けてほしい。」

この“一文の背景説明”だけで、
AIが選ぶ言葉遣いや説明の深さがかなり変わります。

練習のお題:

  • 「建設業の下請けがメインの中小企業として、~」

  • 「IT担当がいない会社の総務として、~」

    といったフレーズを、最初の一文に付け足してみてください。


 

Step3:出力形式を決める – 先に「どんな形にしたいか」を伝える

同じテーマでも、

  • 箇条書きでざっくり見たいのか

  • 提案書のアウトラインとして使いたいのか

  • お客様へのメール文にしたいのか

によって、望むアウトプットの形はまったく違います。

  • NG例:

    「DXのメリットをわかりやすく教えて」

  • OK例:

    「DXのメリットを、
     ①現場の担当者向け
     ②経営層向け
     の2パターンに分けて、各3つずつ、箇条書きで教えて。
     1項目あたり2行程度で。」

先に「形式」を決めておくと、
そのまま資料やメールにコピペしやすくなり、手戻りも減ります。

練習のお題:
AIに聞くときに、必ず次のどれかを添えてみてください。

  • 「3つのポイントに分けて」

  • 「箇条書きで」

  • 「A4一枚の構成案として」

  • 「200文字程度で」


 

Step4:条件や制約を明記する – 後出ししない

実務では、「予算」「時間」「使えるツール」などの制約が必ずあります。
これを後から言うと、「もう一回イチから作り直し…」になりがちです。

  • NG例:
    「社内向けのITセミナー企画を考えて」

  • OK例:
    「中小企業向けの社内ITセミナー企画を3案考えて。
     オンライン開催で、時間は60分以内。
     予算は資料作成含めて10万円まで。
     ITが苦手なスタッフにも参加してもらいたい。」

練習のお題:
AIに頼むとき、
「予算」「時間」「対象人数」など、最低1つは制約条件を入れてみる ことを意識してみてください。


Step5:求める視点や優先順位を伝える – “どこを一番大事にしたいか”

同じテーマでも、

  • コストを優先したいのか

  • 安全性を優先したいのか

  • スピードを優先したいのか

によって、ベストな回答は変わります。

  • 例:
    「コストよりも、セキュリティと運用負荷の少なさを優先して提案して」
    「若いスタッフにも伝わるように、“難しい言葉を使わないこと” を最優先で」

練習のお題:

  • 「特に●●を優先して」

  • 「△△よりも□□を重視して」

という一言を必ず入れるようにしてみてください。
これだけでも、回答の方向性が自分の意図にグッと近づきます。


 

Step6:入力データを整理して提示する – “丸投げ” から一歩前へ

会議メモや長文の記録を、そのまま全部AIに貼り付けていませんか?
もちろん、それでもAIはある程度整理してくれますが、
少しだけ前処理をしてから渡すと、精度とスピードが一気に上がります。

  • 悪い例:
    会議のメモをそのままどーんと貼って「まとめて」

  • 少し良い例:
    先に自分で「議題」「参加者」「主なトピック」だけ箇条書きにしてから、メモ全文を渡す

練習のお題:
今日の会議後に、

  1. 自分で「決定事項」「保留事項」をざっくり箇条書き

  2. そのうえでAIに
    「以下のメモと、上の箇条書きをもとに、正式な議事録案を作って」

と依頼してみてください。


 

Step7:問いを“具体化”と“抽象化”の両方から投げて比較する

同じテーマでも、

  • かなり具体的な質問

  • 少し視野を広げた抽象度の高い質問

を投げ分けることで、得られるヒントの質が変わります。

  • 具体的な問いの例:
    「従業員20名・事務所1つの建設会社で、まず最初に取り組むべきDXの一歩を3つ教えて」

  • 抽象的な問いの例:
    「中小企業のDXがうまくいかない典型パターンと、その背景にある考え方の癖を教えて」

練習のお題:

同じテーマで、

  • “めちゃくちゃ具体的な質問” と

  • “少し一歩引いた問い”

2パターンを連続で投げてみる 練習をしてみてください。
出てくる答えの “見え方” がかなり変わるのを体感できるはずです。


 

Step8:結果の検証方法を示す – 「どう比べたいか」まで伝える

AIに案を出してもらった後、
「どれが良いかわからない…」となった経験はありませんか?

そんなときは、あらかじめ “評価軸” を伝えておく と、一段上のやり取りができます。

  • 例:
    「3案出してほしい。
     それぞれについて、
     ①コストの安さ
     ②安全性
     ③現場への影響の少なさ
     の3つを5段階評価でコメントして。」

このように、**「どう比較したいか」**まで伝えると、
そのまま意思決定の材料として使える形で返ってきます。


 

Step9:改善提案や代替案を求める – 「もう一歩」押してもらう

AIに1回答えてもらって終わりにせず、
「ここからさらに良くするための案」 を必ず一度は聞いてみましょう。

  • 例:
    「今の案を、リスクが少ない順に並べ替えて」
    「現場の負担が少ない案に寄せて、書き直して」
    「“保守的な経営者” に響くように表現を調整して」

ここまでやると、AIは単なるアイデア出し役から、
“参謀” に近いポジション に変わっていきます。


 

Step10:振り返りと学習のポイントをメモする – “自分の型” をつくる

最後のステップは、ちゃんと振り返ること です。

  • うまくいったときのプロンプトを、ノートやメモアプリに残す

  • チーム内で「良かったプロンプト」を共有フォルダにまとめる

  • 「この一言をつけると精度が上がる」というコツを少しずつストックする

こうした小さな積み重ねが、
あなたの会社ならではの「AIに伝える言葉の型」になっていきます。

練習のお題:
今日この記事を読んで試したプロンプトを、1つだけでいいのでメモしておいてください。
明日以降、そこに一言ずつ足していくだけでも、プロンプト力は着実に育っていきます。

今日からできる「3問だけ」練習メニュー

最後に、この記事を閉じたあと、すぐにAIに投げられる“練習用お題”を3つ用意しました。
すべて、今紹介したステップのどこかを意識できる内容になっています。

練習①:今日の会議メモを整理してもらう

「以下は、営業・マーケ合同会議のメモです。
従業員30名のITが弱い中小企業として、
『決定事項』『課題・懸念点』『次回までのアクション(担当者・期限)』の3つに分けて整理してください。
現場メンバーにも伝わるように、難しい言葉は避けてください。」

練習②:お客様メールのトーン調整

「長年取引のあるお客様への納期遅延のお詫びメール文を、以下のたたき台から整えてください。
事実説明→謝罪→原因→再発防止→今後の対応、の順番で、200文字程度にまとめて。
相手に不安を与えすぎないよう、前向きで誠実なトーンでお願いします。」

練習③:社内勉強会のテーマ出し

「ITが苦手な社員が多い中小企業として、
社内勉強会のテーマ候補を5つ考えてください。
テーマ名+一言説明で、
『明日から少しだけ仕事が楽になる』ことを意識した内容にしてください。」

まずは、この3問からで十分です。

まとめ:プロンプト練習は「AI慣れ」ではなく「思考の整理トレーニング」

10ステップを見てみると、
実はどれも “AIのため” というより、

  • 自分の目的をはっきりさせる

  • 条件や背景を整理する

  • 相手(AI)に伝わる形にまとめる

といった、「人に仕事を頼む」うえでの基本ばかりです。

だからこそ、プロンプト力が上がると、

  • 部下や同僚への指示出しがうまくなる

  • 社外へのメールや資料もわかりやすくなる

といった副作用もついてきます。

関連記事・次の一歩

今後もixmediaでは、AIについて様々なテーマを取り上げていく予定です。

プロンプトは、一晩で劇的にうまくなるものではありません。
ですが、今日紹介したステップを意識して、1日1回でもAIに相談してみるだけで、数週間後には「前とは全然違う」と実感できるはずです。

ぜひ今日から、AIを“叱らない優秀な部下”くらいの感覚で、気軽に使い倒してみてください。
きっと、「もっと早く練習を始めておけばよかった」と感じると思います。

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ishiwata