【公式解説!】法人向けクラウドストレージixMarkの速度が遅くなる原因&対処法
この記事では、法人向けクラウドストレージサービス『ixMark(イクスマーク)』を例に、クラウドストレージの速度が遅い場合の、原因の見つけ方と対処法についてご紹介します。
ixMark以外にも当てはまる内容になっておりますので、クラウドストレージをご利用の方も是非ご参照ください。
【まずはじめに】クラウドストレージによくある問題
クラウドストレージを使っていて、よくある問題のひとつが「速度が遅い」です。
遅いと一言でいっても、実際にはさまざまな症状があります。
代表的な症状をリストアップしてみました。
・ダウンロード/アップロードに時間がかかる
・アプリの立ち上がりが遅い
・ファイルを開くのが遅い
・プレビュー表示が遅い
それぞれ症状ごとに原因も違うので、まずはしっかりと症状を把握。
そのあとに原因を探していきましょう。
ixMarkの速度が遅くなる原因と対処方法
まずはixMarkが遅くなる原因と、症状をケース別にご紹介していきます。
【Case.1】インターネットの通信に問題がある
主な症状は、アップロード/ダウンロード速度が遅いことです。
クラウドサービスでは、データはサービス事業者側のデータセンターに保管されています。
データのやりとりはインターネットを介して行われるため、インターネットの通信速度が十分に確保されていないと、クラウドサービスが思うように利用できないという事態になります。
このケースでは二通りの原因が考えられます。
・社内のネットワークに問題がある
・社外のインターネット回線に問題がある
まずは、社外・社内どちらのネットワークに問題があるのかを切り分けして、対処をしましょう。
ルーター、無線LANの状態を確認する
社内ルータの性能が低くクラウドサービスが利用できるだけの処理能力がない場合、遅延が発生してしまいます。
Wi-Fiルーターは端末とのあいだにコンクリートや金属製の壁があったり、電子レンジなど家電の影響を受けていたりすると、Wi-Fiの電波が届かなかったり、通信速度が遅くなることがあります。ルーターの接続台数も要確認です。
また、社内LANの容量も確認しましょう。最近はテレワークの影響などでトラフィック量が大幅に増加して容量をオーバーするケースが出てきています。このため、社内LANにも十分な回線容量が求められるようになってきています。
費用は掛かりますが「インターネット回線」の見直すことでも改善が見込めます。
古いインターネット回線を使用している場合は、最新の回線や高品質な回線に変更することで、回線速度を上げることができます。
【Case.2】容量の大きいファイルが置かれている
ファイルの表示や、プレビュー表示が遅い場合は、極端に容量の大きな画像ファイルや、動画ファイル、大量のファイル等がある場合、
プログラムでは1度ダウンロードを行って表示をしているため
読み込みや表示に時間がかかってしまうことがあります。ファルダに大容量ファイルを置くときは注意をしましょう。
ファイル名・フォルダ構造を見直す
ixMarkではファイル名に全角スペースが入っている場合、システムの影響で遅延が発生してしまう可能性があります。
リンクの切れたショートカットが置いてあったり、ひとつのフォルダに大量の画像ファイルが格納されていても
データ取得のために時間がかかってしまいます。
その場合は、フォルダを複数に分けて格納することで、ファイルの表示速度が向上します。
【さいごに】まとめ
本記事では、クラウドストレージの速度が遅いときの対処法を解説させていただきました。
原因がわからない場合は、まずはCase.1の対処法を試して、解決しない場合はCase.2の対処法をお試しください。
ixMarkの速度について上記の方法でも解決しない場合は、お気軽にサポート窓口までお問い合わせください。
インターネット回線の速度に関してお困りごとがございましたら、以下までお問い合わせください!
https://ixmark.jp/contact/
※現在、提供可能エリアが限られており、無料トライアル版もご利用頂けない可能性があります
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