今さら聞けない!クラウドのセキュリティ事情を解説
様々な環境で仕事をするテレワーク需要が高まる今、どこからでもインターネットを通じて利用できるクラウドサービスを利用する企業が増えています。
しかし、急ごしらえのシステム導入のため、セキュリティ面でリスクを抱えている企業は多いかと思います。
この記事では、クラウドサービスの導入を検討している企業が気を付けたいセキュリティのポイントについて、分かり易く解説していきます!
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クラウドサービスのメリット・デメリット
少し前までは、自社でソフトウェアやデータを入れるサーバを管理・運営するオンプレミスと呼ばれる形態が一般的でしたが、最近ではインターネットを介して様々な機能を利用できるクラウドサービスが主流になっています。
ここで、クラウド導入前に知っておきたいセキュリティ面からみたクラウドサービスのメリット・デメリットを解説します。
・紛失などによる情報漏洩のリスクを軽減
パソコンにデータが残らないため、もしものときも安心です。
・専門業者による強固なセキュリティ対策
社内にシステム専任担当がいない場合などは、クラウドサービスの利用が有効です。
・サービスの選定に手間がかかる
セキュリティの強度は提供元ごとに異なるため、選定には注意する必要があります
・カスタマイズが出来ない
幅広い企業のニーズに対応するため自社に合わせた設定がしにくい傾向があります
導入時にチェックする3つのポイント
Point.1 アクセス制限ができるかどうか
クラウドは、インターネットを利用するため、不正アクセスやなりすましによるデータの閲覧や改ざん、情報漏えいのリスクが発生します。IP制限による強固なユーザ認証や、ユーザがどのような操作(閲覧、変更、削除など)を行えるかという権限設定を行える機能があるかは要チェックです。
Point.2 暗号化通信されているかどうか
インターネットを経由してデータのやりとりを行うため、通信経路上で盗聴や改ざんなどのリスクが発生します。必ず通信データを SSL によって暗号化する必要があります。通信経路のデータの暗号化がされていれば、通信データを盗聴されても、中身を読まれないので安心です。
Point.3 データの保管場所の所在地
海外のデータセンターを利用したサービスの場合、障害発生時などに十分なサポートが受けられない可能性があります。また、海外では国内と比較して、電力供給が不安定なところが問題点となっています。
まず社内の情報資産の重要度を分類しよう
クラウドサービスを導入する前の準備として、まずは社内にある情報資産(データ)の重要度を分類することから始めましょう。
このように社内にある情報のリスク評価をすることで、データの管理方法や、自社に必要なクラウドサービスのセキュリティレベルの検討を進めることが出来ます。
まとめ
本記事では、セキュリティ面に着目して、クラウド導入時のチェックポイントについてご紹介させていただきました。
記事を参考にセキュリティに不安のないクラウドツールの選定を進めてみてはいかがでしょうか。
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