【初級編】ファイル保管・共有どうしてる?ファイルサーバーとクラウドストレージの違いをご紹介!
2020-02-27
データやファイルの保管・共有は、あらゆるシーンにおいて必要不可欠です。従来ビジネスシーンでのファイルの保管・共有方法は、ファイルサーバーの利用が一般的でした。しかし、リモートワークやストレージ技術の発展により、現在ではクラウドストレージサービスを利用することが多くなってきています。
そこで、今回はファイルサーバーって?クラウドストレージって?といった疑問を、専門知識がない方へ向けてその違いを簡単に解説しようと思います!
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ファイルサーバーって?
ファイルサーバーとは、主に、社内ネットワーク上でファイルを保存・管理・共有するために社内設置した、コンピューターのことです。簡単に言うと、社内設備でファイルを管理・運用します。社内サーバーやオンプレミス型のファイルサーバーと呼ばれることもあります。
メリット
・月額費用なし
・社内で情報を安全管理できる
・独自のセキュリティ設定を実現可能
・社内ネットワークを利用するため、アクセスがスムーズ
・複数台運用することでバックアップとなる
デメリット
・導入時にファイルサーバーの構築が必要
・管理運用を社内で行うため、社内コストが増える
・外部からのアクセスには対応していない
・ストレージ追加等のカスタマイズへの柔軟性が低い
・故障や災害による物理的被害が発生すると復元できない
クラウドストレージサービスって?
クラウドストレージサービスとは、インターネット上(=クラウド)にファイルを保管・共有するために設計されたサービスです。オンラインストレージやクラウドサービスと呼ばれることもあります。ファイルサーバーと違い外部サーバーを使用するので、通信回線に接続されていれば、スマホやパソコンから同じデータにアクセスすることができます。
メリット
・導入初期の作業がない
・管理運用を社内で行わないため、社内コストが少ない
・外部からでもアクセスが可能
・ストレージ追加等のカスタマイズに柔軟に対応
・災害等の物理的被害があってもデータはクラウド上のため安心
デメリット
・月額費用が発生
・セキュリティ要件を自由に変更ができない
・通信環境によってはアクセスが不安定
・オフライン環境では使用できないため、通信回線の整備が必要
・ファイルサーバーのように要件変更がきかない場合もある
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おすすめ法人用クラウドストレージサービス
「ファイルサーバー」を利用する場合は上記の通り社内で完結しますが、「クラウドストレージサービス」は外部サービスの検討をしなければなりません。そのため、そういった方に向けてへ、おすすめ「法人向けクラウドトレージサービス」をいくつかご紹介します!
Dropbox Business
・シンプルデザインで使いやすい
・アクセス権限付き
・Officeアプリとの連携も可能
「Dropbox」は世界的なシェアを誇るオンラインストレージサービスです。個人利用されている方も多いですが、法人用プランがついに登場!初めての人でも使いやすい、シンプルなデザインで情報共有をスムーズに行うことができます。チーム共同作業向けに作成されているので、共同作業が多い企業におすすめです。
One Drive Office 365 Business
・Officeが付いてくるプラン有り
・低価格Office抜きにするとコスパ良し
・最大ユーザー300人!
「One Drive Office 365 Business Premium」はMicrosoft Office製品と統合された大企業向けクラウドストレージサービスです。また、「One Drive」はWindows8.1やWindows10にあらかじめ組込まれているため、 インストールする手間もありません。プランによってはOffice365が付いてくるので、Officeアプリを沢山利用する企業におすすめです。
ixMark
・いつもと変わらない簡単操作
・大容量で低価格
・シェアリンク機能で簡単共有
「ixMark」は普段と変わらない画面で操作が行える中小企業向け、クラウドストレージサービス。
Finder / エクスプローラーからクリック&ドラッグで簡単操作のため、使い方を覚える必要がありません!
どんな場所にいてもデータの閲覧・編集ができて、大容量ファイルの転送もスムーズに行えます。
ixMarkを利用していない人にデータ共有する際はシェアリンク機能で簡単共有が可能!
まとめ
ビジネスにおいて、データやファイルは非常に大切な財産となります。その財産をどのように安全に保管し共有していくかはとても重要なことです。それに加え、近年では自然災害や破損対策を考え始める企業が増加しているのではないでしょうか? 上記で「ファイルサーバー」と「クラウドストレージ」について違いをまとめてみましたが、それぞれメリットとデメリットがあり、どちらが優れているというわけではないことが分かりました。両者を併用してそれぞれにデータを保管しておくことで、データ消失のリスクを最小限に抑えることも可能です。自社にとって適切なサーバーに移行し、業務を効率化していきましょう。
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