【驚きの事実】中小企業のDX導入率はたった18.5%?

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こんにちは、ixmedia編集部です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)――
業務のデジタル化によって、働き方や業務プロセスなどを変えていく取り組みのことです。
近年、よく聞くようにはなったものの、「うちには関係なさそう」と感じている方も多いのではないでしょうか?
ですが実際は、こんな現実があります。
2024年の最新調査(※)によれば、DXを「導入済み」の中小企業はたったの18.5%。
つまり、5社に1社も踏み出せていないのが現状です。
ただし一方で、「すでにDXに取り組んでいる企業」の81.6%が成果を実感しているというデータも出ています。
“効果があると分かっているのに、始めていない企業がほとんど”という、ちょっともったいない状況なんです。
※本記事は、独立行政法人中小企業基盤整備機構「中小企業のDX推進に関する調査(2024年12月)」を参考に執筆しています。
(参考:中小機構「中小企業のDX推進に関する調査(2024年12月))
実際に「やっている」企業は、まだ2割にも満たない
調査によると、DXの導入状況は以下の通りです:
・導入済み:18.5%
・検討中:23.5%
・必要と感じているが未着手:27.1%
・予定なし:30.9%
つまり、約8割の企業は「まだ実施していない」状況というわけです。
にもかかわらず、導入企業の81.6%が“効果を実感している”というデータも出ています。
これほどまでに「取り組めば成果が出る」と分かっているにも関わらず、
実際には“やる前で止まっている”企業が圧倒的に多いのです。
「人」「お金」「不安」──進まない5大理由
同調査では、DXを進められない理由として以下のような声が挙がりました。
1. IT人材が足りない(25.4%)
2. DX推進人材が足りない(24.8%)
3. 予算確保が難しい(24.5%)
4. 効果が見えない(21.2%)
5. 何から始めていいか分からない(14.2%)
中でも目立つのが、「推進できる人がいない」「仕組みの選定ができない」という人材面の課題です。
実際には「ITに詳しい人がいないから止まっている」という声が、最初の壁になっていることも少なくありません。
ちなみに、成果を出している企業では、効率化によって空いたリソースを営業活動にまわし、売上を伸ばしている例も多数あります。
実際に“やった企業”は、こう変わった
では、実際にDXに取り組んだ企業では、どんな成果が出ているのでしょうか?
・業務自動化・効率化(56.3%)
→事務作業50%削減/見積もり作成が1日→4時間に短縮
・コスト削減・生産性向上(55.0%)
→製造ラインの人員5名削減/残業70%減
・働き方改革・多様化(37.7%)
→テレワーク/ペーパーレス化
・データの一元化 / データ活用による意思決定(36.4%)
→粗利・需要予測の可視化と仕入最適化
これらの内容は、いずれも高度な改革ではなく、身近な業務の”整備レベル”から始まっている点がポイントです。
つまり、“ちょっとしたデジタル化”でも、しっかり結果が出るということです。
じゃあどうすればいいのか?
「いきなり大がかりな改革を」と思うと腰が引けてしまうもの。
だからこそ、まずは“ライトなDX”から一歩を踏み出す企業が増えています。
実際に多かった取り組み内容
調査で取り上げられた具体的なアクションはこちら
・文書の電子化・ペーパーレス化(57.6%)
・会議や営業活動のオンライン化(37.6%)
・クラウドサービスの活用(31.2%)
・セキュリティ対策強化(27.4%)
特に「ファイルをバラバラに管理している状態から、1か所にまとめるだけでも、かなりの効果がある」といった声は多数見られました。
“環境を整える”ところからでもOK
DXというと、社内の仕組みやルールまでガラッと変えないといけない印象がありますが、
実際は「ファイルの場所を整理する」「資料の共有ルールを決める」といった小さな整備でも、立派な第一歩です。
ただ、「整えたいけど、誰がやる?」「何から手をつければいい?」と迷ってしまうこともありますよね。
そんなときは、無理に一人で抱え込まずに、手を借りられる方法もあるというだけでも、少し気がラクになるかもしれません。
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まとめ|“最初の一歩”を軽くするだけで変わる
DXは一気にすべてを変える必要はありません。
まずは「ファイルをまとめる」「ペーパーレスにする」だけでも、立派なスタートです。
小さな一歩が、
コストや時間の削減に、
社員の働きやすさに、
将来の選ばれる企業づくりに――
つながっていきます。
「そのうちやろう」と思っていたDX、
“そろそろ一歩”踏み出してみませんか?
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