【初心者向け】クラウドストレージの基本
みなさんは、「クラウドストレージ」をご存知でしょうか。
在宅ワークの急速な広がりで利用する機会が増えてきたことから、聞いたことがある、あるいは使っているという方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、クラウドストレージの仕組みや活用シーンなどについてわかりやすく解説していきます。
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【はじめに】クラウドストレージとは
クラウドストレージとは、データや情報を保存するためインターネット上に設置された倉庫のことです。直訳すると「クラウド=雲」「ストレージ=倉庫」のことなので、『雲のように宙に浮いている倉庫』と考えるとイメージしやすいかと思います。
例えば、iPhoneの「icloud」や、Googleの「Googleドライブ」などもクラウドストレージです。
【知っておこう】クラウドストレージの仕組み
クラウドストレージとは、インターネット上にあるデータの倉庫だということはご理解いただけたかと思います。では、クラウドストレージの仕組みを簡単に解説していきます。
iPhoneの「icloud」やGoogleの「Googleドライブ」などのように、クラウドストレージはそれぞれ倉庫を提供する提供元が存在します。その提供元によってサービス内容は様々ですが、インターネット上にデータを保存するための場所を貸し出すという根本的な仕組みは同じです。
使いたい提供元のサービスへ登録・契約することによって保管場所が確保され、私たちユーザーに倉庫として貸し出されます。
【基本情報①】クラウドストレージのメリット
ここまで、クラウドストレージの基本を解説してきましたが、次はクラウドストレージを利用するメリットについて解説します。
Point.1 PCなどの本体容量を気にする必要がない
クラウドストレージのメリットとしてまず挙げられるのが、本体や外部メモリの容量を気にせずに利用できるということです。
クラウドストレージは、借りている倉庫の容量内であれば好きなだけデータを保存することができるので、本体の容量に余裕がもてます。
Point.2 インターネット環境があればどこでも利用できる
クラウドストレージではインターネットを介してデータを保存するため、インターネット環境があれば場所を選ばずに作業できるのも魅力の1つです。
会社のパソコンで保存したデータを、外出先から確認・編集するということもできるので、テレワークでも活用可能です。
Point.3 低コストで利用できる
会社で新規に保存用のサーバーや外付けHDDを購入したりするより、コストが抑えられます。
Point.4 社内に管理者がいなくても平気
自社でサーバーなどを管理する場合、メンテナンスやセキュリティ監視に人員が必要です。
クラウドストレージを利用することで、管理はサービスの提供会社に任せて、自社の社員は主業務に集中できます。
★ポイント★
法人向けのクラウドストレージならITのプロが24時間365日監視・サポートしてくれるサービスも多くあります!
【基本情報②】クラウドストレージのデメリット
メリットだけでなくデメリットも把握し、賢くクラウドストレージを利用しましょう。
Point.1 セキュリティ対策の確認が必要
クラウドストレージは、インターネットを通してデータのやりとりを行うため、情報漏洩などのリスクがあります。
法人向けの有料サービスの場合、セキュリティ対策もしっかりとされていることが多いです。
サービスを選ぶ際は、どのようなセキュリティ対策がされているのか確認しましょう。
Point.2 障害発生時に自社で対応ができない
自社で管理する手間がない反面、サービス側で障害が発生した場合、自社では何も対応が出来ません。
そのため、サービスを選ぶ際は、障害発生時の対応をしっかり確認しましょう。。
Point.3 インターネット環境が整っていないと利用しにくい
通信回線の品質によってパフォーマンスが左右されてしまうので、クラウドストレージを利用する場合は、事前に自社のインターネット環境を確認しましょう。
★ポイント★
クラウドストレージを導入する際は必要な容量や機能と、費用のバランスを考えて、サービスを選びましょう。
クラウドストレージの活用シーン
ここでは、クラウドストレージはどのように活用できるのかということについてお伝えします。上手に利用して、仕事や作業の効率化を目指しましょう。
テレワークで利用する
制作物をクラウドストレージに保存すれば、自宅や出先からノートパソコンなどを使って仕事ができます。
ログインをすれば他のデバイスから利用できるので、場所に関係なく作業が可能です。
効率的に共同作業をする
クラウドストレージサービスは、ドキュメント表、プレゼン資料など、複数人でファイルを共有することで業務の効率化が見込めます。
共有フォルダを作成することができるので、遠隔地での共同編集もできます。積極的に活用していきましょう。
災害対策のバックアップとして
いつ発生するか分からない自然災害に備えて、大事なデータをクラウドストレージに保管・バックアップしておくことで、データ消失に備えるようにしましょう。
★ポイント★
まずは自社で導入することでどんなメリット・デメリットがあるのか把握しましょう!
導入後のイメージをするために導入事例を確認することをオススメします。
【さいごに】まとめ
本記事では、クラウドストレージとは何かという基本的な情報から、仕事での活用シーンなどについて簡潔に解説してきました。
クラウドストレージはうまく利用することで仕事効率を大幅に上げることができる非常に便利なツールです。ぜひ積極的に活用してみてください。
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