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マーケ担当・広報担当が知っておきたい!ちょっと差がつくコソ勉メディア

【広報担当向け】インナーブランディングの始め方

 

企業価値や収益の最大化のために、ブランディングに力を入れている企業が増えています。「ブランディング」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、CM放映やWenサイトの立ち上げ及びリニューアルなど、対外的な施策ではないでしょうか?ですが「ブランディング」は実際には2種類存在しています。

「アウターブランディング」と「インナーブランディング」です。
「アウターブランディング」は前述でも申し上げた対外的な取り組みを指し、「インナーブランディング」社内に対し行う取り組みです。

この記事ではインナーブランディングとは何か、メリット、始め方を解説していきます!

 

 

 

【はじめに】インナーブランディングとは

インナーブランディングとは、その名の通り、社内に対して会社の理念や価値を伝えるブランディングのことです。

社外に対してのアプローチが目的のアウターブランディングに対して、インナーブランディングは、従業員や会社の関係者へ向けて、会社の企業理念やビジョンを掲げます。そして、その企業理念やビジョンに基づく個々の最適な決断と行動を促し、社会のあらゆる変化や波にのまれることのない『自律型組織』を目指すための啓蒙活動です。

 

 

 

【簡単に】インナーブランディングのメリット

離職率の低下につながる

会社が大切にしている理念や価値観を、従業員に共感してもらうきっかけを作ることが大切です。
従業員が会社の存在意義や価値を理解し、且つ共感してもらうことで、会社への帰属意識が高まり、離職率の低下に繋がります。

 

会社の目標を達成できる

経営層の想いを従業員に共有することで、お互いの距離を縮めることができます。
また、従業員の共感を生むことができるので、長期にわたり活躍する人材が増え、結果として会社の目標を達成できる効果があります。

 

会社の一体感を醸成できる

会社の価値観を改めて明確化することで、個々の働く目的や目指す方向性が見えてきます。
そのため、会社としての一体感を醸成することができます。

 

 

 

【必読】インナーブランディングの始め方ステップ

Step.1 現状の把握

まずは自社の状況を『正しく』把握しましょう。ここでいう『正しく』とは、主観的な情報のみで掘り下げず、客観的な視点で多くの人から意見をもらうということ。足が痛いときに「軽い捻挫だ」と軽視せず、病院に行きお医者さんの意見を伺い、必要であればセカンドオピニオンを行うのと同じようなものです。

この最初の段階の現状把握を怠ってしまうと、この後の立てていく施策が現状とかけ離れたものになってしまい、結果的にやり切る前に『失敗』認定をされてしまいかねません。現状を分析し『正しく』把握することで。初めてインナーブランディングに向けた施策を決めていくことができます。

【具体的な施策】社内アンケート・インタビュー など

 

 

Step.2 全体の設計

現状把握の次は、全体の設計と計画への落とし込みです!以下の項目をまとめた上で着手できると、以降の作業がよりスムーズです!

※事前にまとめておくべき項目※
・現状の課題
・インナーブランディングの最終目的
・目的に対して行う施策
・施策の優先順位
・施策スケジュール(あらかじめフェーズ分けをした上で期日を切れると尚良し)
・関わるメンバー

上記のような具体的な施策は、次回の記事で紹介させていただきます!

 

 

Step.3 企業理念・ビジョンの策定

全体設計と計画の落とし込みが完了したら、いよいよ企業理念・ビジョンの検討・策定を始めましょう。インナーブランディング活動のもっとも重要なステップです!まずは、自社の価値観や思想、そして強みを書き出してみましょう。思い浮かばない場合は、役員や社長にインタビューを行いましょう。

その上で、自社が社会に対して提供できる価値は何か。顧客に提供できる価値は何か。社員に提供できる価値は何か。を考えてみましょう!

 

 

 

Step.4 実行

さぁ、いよいよ実行に移ります!【Step.2】で決めた施策を進行していくわけですが、こういった社内企画ものは後回しになってしまうことが多くあります。皆さん様々な業務と掛け持ちで行うことがほとんどでしょうから、『重要だけど、緊急じゃないから後回しにしよう』という発想になってしまうのも、致し方ない気がします。

ですが『重要だけど緊急じゃないタスク』時が来れば『重要かつ緊急なタスク』に必ずなります。会社の顔となる重要なタスクですので、ぜひそういった意識で取り組んでみましょう!

 

 

 

Step.5 効果測定

定期的に企業理念やビジョンの浸透度の効果測定を行いましょう!社内への浸透は、社外への浸透よりもハードルは高く、根気がいりますが、継続することが大事です!

【具体的な施策】社内アンケート・インタビュー など

 

 

 

【さいごに】まとめ

今回は、インナーブランディングの始め方についてご紹介いたしました。まずは小さな一歩からでも、動くことが重要です!
社内のステークホルダーを巻き込めれば、進めやすさは格段にあがりますので、独りで行おうとせず、人を巻き込む意識で進めていきましょう。

 

 

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この記事を書いた人

ixmedia編集部
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